交通事故が原因で「むち打ち」に、その症状と治療法

2018年07月23日

こんにちは!!

川崎市 中原区 武蔵新城で、交通事故治療、頭痛、腰痛・肩こり治療、整体、骨盤矯正、産後骨盤矯正を行っているヒロ整骨院&整体院です。

毎日、暑い日が続いていますね。連日のように熱中症で救急搬送された方の報道がされています。しっかりと水分、塩分、栄養、休息、睡眠を取って対策しましょう!!

 

本日のブログテーマは、「むち打ち」です。毎年、夏休み中のお出かけで交通事故に遭ってしまう患者様が御来院します。軽い交通事故でその時は痛くなかったのに2~3日後に発症してしまうケースも多いです。
不自然な方向から首に力が加わると「むち打ち」になるということは知っているけど、いざ発症してみるとどうしたらいいのか分からない、という方がほとんどだと思います。
今回は、「むち打ち」の具体的な症状とその治療法についてお話ししたいと思います。

◆「むち打ち」とは一体何なのか?
診断される時には「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」といった症状名で診断されます。しなやかに動く頚部がむちのような動きを強いられることから「むち打ち」と呼ばれます。首の痛み、頭痛、めまい、吐き気といった症状が現れます。静止した車に乗っていて後ろから追突されたといった場合に「むち打ち」を引き起こしてしまうケースが多いです。こうして引き起こされる「むち打ち」ですが、軽い事故であれば受傷直後に病院へ行っても、病院の検査では異常が認められないことがあります。しかし、自覚症状もなかったのに、2~3日後から症状が現れ、だんだんと強くなることがあります。したがって、軽い事故であったとしても2~3日は様子を見る必要があります。

以前書いたブログにむちうちの分類が記載されています↓

知っておきたい!交通事故によるむち打ち症とは?

 

 

◆むち打ちの痛みが遅れてやってくるのはなぜ?

では、なぜ「むち打ち」の症状は2~3日後に遅れて現れるのでしょうか?その理由としては、事故が起きた際は興奮状態にあるので、痛みに気づきにくいという側面があるからです。また、レントゲンで診断しても発見できない症状であるため、医師の方で中々判断できないという状況があります。

◆「むち打ち」の治療法
むち打ち症の初期にはアイシングを行い、炎症を抑えます。そして、重度の場合は頚椎を固定するために首に頚椎カラーをつけ固定処置を行います。最初の1~2週間は痛みが後から襲ってくるケースもあるので安静を保ち、炎症を抑える治療を中心に行います。その後は、状態によって、損傷部位の回復を促すため電気治療や整体治療をしていきます。安静にした方が良いと思い込んで長期間、安静や固定を続けると関節や筋肉が硬くなることや筋力が低下していくので、リハビリは急性期を過ぎたら出来るだけ早く始める事が大切です。
受傷から3ヶ月~4ヶ月程で回復する方が多いのですが、重傷の方は半年以上かかる場合もありますので適切な治療が必要です。

◆まとめ
ここまで、「むち打ち」の症状と治療法についてお話ししてきました。
ヒロ整骨院・整体院は、川崎市で唯一、むち打ち治療協会の認定を受けています。むち打ちでお困りの際は、お気軽に御相談下さい。

詳しくはこちら↓

交通事故・むち打ち

 

 

知っておきたい!交通事故によるむち打ち症とは?

2018年05月14日

こんにちは!!

川崎市 中原区 新城で、整体、骨格・骨盤矯正、産後骨盤矯正、交通事故治療を行っているヒロ整骨院&整体院です。

今回は先週、G・W中に交通事故に遭われた方の御来院が多かったので、むちうち症についてのお話です。

【治療のために知っておきたい!むち打ちの症状とは?】

むち打ちって昔から知ってはいるけど、自分がなるとは思っていなかった方が多いのではないでしょうか?
交通事故などは突然起きるものですから、事前に準備することなんてできませんよね。
突然、むちうちになって困っているという方に向けて、今回はむち打ちの症状について説明させていただきたいと思います。

1 むち打ちとは?
「頚部捻挫」「外傷性頚部症候群」などの名前で診断される、頚椎とその周辺にたいする傷害のことです。
柔らかく動く頚部がむちのような波状運動を強いられることからむち打ちと呼ばれます。
首の痛み、頭痛、上肢のしびれ、肩こり、めまい、吐き気など複雑な症状が現れます。

むち打ちの男性

首に外部から衝撃を受けたとき、この力を防止する骨格が存在しないので、頚椎に負担がかかってしまうのです。
静止した車に乗っていて後ろから追突されたといった場合などにむちうちになってしまう例が多いです。

2 むち打ちの症状の種類

・頚椎捻挫、頚部挫傷型
むち打ちと呼ばれる症状の7~8割ほどがこの症状です。
首周りの痛みや筋肉残り、首を動かすと痛いといったものがあります。

・根症状、神経損傷型                                脊髄から出る神経を支える根元が圧迫されて様々な症状を引き起こします。首の痛み、腕の痛み、倦怠感、顔面の痛みなどが代表的な症状です。咳やくしゃみをした時などに症状が強まります。

・バレ・リュウ症候群
後頚部交感神経症候群とも呼ばれ自律神経のバランスの乱れから様々な問題を引き起こします。主な症状は頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気です。
原因がはっきりしていないので診断と治療が難しいものとされています。

・その他にも脊髄損傷型、脳脊髄液減少症など重篤なケースがあります。

3 むち打ちの痛みが後から出てくる訳
むちうちの症状は当日や翌日にだけ出てくるわけではありません。
かなり日数がたった後でも急に症状が現れる場合がありますのでご注意ください。
理由としては、まず事故が起きた際はどうしても興奮してしまうので、痛みに気づきにくいという面があります。
例えば、スポーツをしていて、試合中は元気に走り回っていたのに、帰宅後に痛みを感じるということがありますよね。
ですから、交通事故後の治療は当日だけでなく、継続して行うことが重要です。
また、レントゲンで診断しても発見できない症状であるため、なかなか言い出しにくいということもあります。最初は大したことがないと考えていても、むち打ちに関する知識の少ない治療院へ行ってしまうと中々適切な施術やアドバイスが受けられないという状況があります。

当院は、むち打ち症の専門的治療を行っておりますので、むち打ち症になってしまった方は、是非、一度御相談下さい。

また、交通事故によるむち打ち症の場合は、痛みでつらい状況の中で、相手方との交渉などをしなければならない為、そちらのストレスを軽減する必要もあります。ヒロ整骨院では、交通事故専門の顧問弁護士による無料相談もございますので、お困りの方はお気軽に御相談下さい。

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